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GISを用いた

震災時の道路網復旧過程に関する研究

卒業研究生 石橋英士

大震災により我が国の交通網が大規模な被害を受けた場合、我々の生活に与える影響は計り知れません。

そこで本研究では福島県において地震災害を想定することにより、社会・経済活動がスムーズに機能する道路網保全システムの検討を行っています。

簡単に言えば、様々な要素から重要な道路を導き出し、道路網の復旧優先順位を決定することが目的です。

本研究に用いるGIS とはGeographic Information Systemの略で、地理情報システムのことです。

文字・数字・画像を、地図と結びつけてコンピュータ上に再現し、位置などから様々な分析をしたり、分かりやすく地図に表現したりできる仕組みです。

 

GISの適用例

平常時の福島市から各市町村への最短経路(水色の道路=最短経路)

 

福島盆地地震の道路被害想定(ピンクの道路=通行止め)

 

迂回路を用いた最短経路(水色の道路=迂回路)