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福島県における水害時の道路網復旧保全計画に関する研究

141155 茂垣俊輔

141167 山崎隆紀

 

 自然災害は、道路交通に多大な影響をもたらし、それによる交通障害は、その被災地域だけでなく、ほかの広範囲な地域においても、社会、経済活動に多大な影響を与えます。

 従ってこのような自然災害時において、被災した道路網のどの路線を優先的に復旧すればネットワーク全体の連結性・代替性・確実性が維持できるかの道路網評価手法の確立が急務です。

 昭和61年、平成10年に福島県を襲った豪雨による道路災害を対象に「迂回度」を用いて、道路網復旧保全計画への情報提供を目的としています。

 この研究ではGIS(地理情報システム)というものを導入して研究を進めています。実際の昭和61年、平成10年の水害による被災状況を地図上に示します。

 

 

 

 

緑の丸は各市町村(福島市、郡山市など)を表しています。この地図はデータを(今回は水害)GISに接続すれば簡単に表示できるので便利です。この段階で分かることは事前に通行止めの箇所簡単に知ることができることです。こういったさまざまなデータを元に水害に関する研究を進めています。