■猪苗代湖のpHの長期推移に及ぼす要因分析
■水生植物の計画的管理による南湖の水質改善の検討
■津波に対する構造物の減災機能の評価に対する実験
■河川・湖沼における放射物質の魚類・飲料水に及ぼす環境リスク評価
■集中豪雨による郡山市駅前の浸水機構の評価と減災に向けての検討
■夏井川の河口安定化をはかる対策工の検討
暮らしに関わる河川・湖沼・沿岸域における環境変化や水質汚濁、災害制御について自然現象を物理的な基本的方程式で再現し、実験と計算により、その要因を検討して対策に役立てます。市民や企業、行政の方との共同研究を学生とともに進めています。
当研究室では、水に関わる土砂や栄養塩類などの物質輸送を流域一貫とした視点でとらえ、物質間の工学的な関係を見出し、 環境に及ぼす影響や対策を検討しています。対象は、湖沼や河川そして沿岸域など広範囲にわたっており、 その中には猪苗代湖流域における水利用と自然環境の保全・共生のための研究や中小河川における河口処理の設計指針を整備するための現地観測があります。 また阿武隈川の台風時と渇水時の水質特性を対象とした輸送機構の検討、出水時の流れに及ぼす植生の影響に関する現地調査と室内模型実験などの研究をしています。
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